「もし施設に入ることになったら、この家はどうする?」
介護の相談の中で、実際によく聞かれる言葉です。
介護の現場でよく聞かれる相談です。
近年は、親と子が離れて暮らす家庭も増えています。
普段は電話やLINEで連絡を取っていても、実家のことや将来のことについて話す機会は意外と少ないものです。
今回は、介護・福祉のスペシャリストである土谷雅弘さん(株式会社ほほえみネットワーク竹城)監修のもと、親が元気なうちに話しておきたい住まいのことについてご紹介します。
実家について話す機会は意外と少ない
お盆やお正月。
家族が集まる機会は年に数回しかありません。
だからこそ、その時間はとても貴重です。
「もし将来、自宅で暮らせなくなったら?」
「この家はどうしたい?」
そんな話は切り出しにくいかもしれません。
しかし、後になって
「聞いておけばよかった」
と後悔するケースも少なくありません。
慌てて決めるのではなく、事前に話し合っておくことで後悔の少ない選択につながります。
家族で確認しておきたいこと
- 将来、この家をどうしたいか
- 大切にしている物は何か
- 困ったときに相談したい人は誰か
- 介護や施設についてどんな考えを持っているか
正解を決める必要はありません。
まずは本人の想いを知ることが大切です。
話しにくい時は第三者の力を借りる
親子だからこそ話しにくいこともあります。
実際に土谷さんは、ご本人とご家族の話し合いに同席することもあるそうです。
第三者が入ることで、お互いの想いを伝えやすくなる場合もあります。
話し合っておいて良かったと思えるために
人生会議やエンディングノートという言葉を耳にする機会も増えてきました。
大切なのは、特別な会議を開くことではありません。
日頃の電話やLINEのやり取りの中でも、少しずつ想いを確認することはできます。
「もしもの時」を考えることは、不安になるためではなく、これからも安心して暮らすための準備です。
親子で話し合っておいて良かった。
そう思えるきっかけになれば幸いです。
監修者紹介
株式会社ほほえみネットワーク竹城 代表取締役
土谷 雅弘(つちや まさひろ)さん
大阪府堺市を拠点に、地域密着型の介護サービスを展開する株式会社ほほえみネットワーク竹城の代表。
社会福祉士・介護福祉士などの専門資格を持ち、介護現場での豊富な経験をもとに、高齢者が安心して暮らせる環境づくりに取り組んでいます。






