「家の中で転ぶとは思っていなかった」
実はこの言葉、転倒事故を経験された多くの方が口にされます。
高齢者の事故の中でも、最も多いのが「住み慣れた自宅での転倒」です。
段差、滑りやすい床、暗い廊下。
日常の中に潜む小さな危険が、大きなケガにつながることも少なくありません。
今回は、(株)ほほえみネットワーク竹城の土谷さん監修のもと、「転倒しにくい家づくり」のポイントをご紹介します。
転倒の原因は?
転倒は「加齢」だけが原因ではありません。
転倒の原因は、筋力の低下や視力の変化だけではありません。
・わずかな段差
・床材の滑りやすさ
・夜間の照明不足
・手をつく場所がない動線
こうした住環境の問題が重なることで、転倒リスクは一気に高まります。
つまり、家を見直すことで防げる転倒は多いということです。
転倒しない家づくりの3つのポイント
① 段差をなくし、動線をシンプルに
廊下・出入口・水まわりの小さな段差は、つまずきの原因になります。
可能な限りフラットにし、移動の流れを分かりやすくすることが大切です。
② 「滑らない・迷わない」床と照明
床材は滑りにくい素材を選び、夜間でも足元が見えるよう、間接照明や足元灯を設置することで安心感が高まります。
③ 必要な場所に自然に使える支えを
手すりは「とりあえず付ける」のではなく、立ち上がり・方向転換・踏み出しのタイミングに合わせて配置することが重要です。
専門家の視点を取り入れた住まい改善
今回の内容は、介護・福祉の現場を熟知した株式会社ほほえみネットワーク 竹城 代表取締役 土谷 雅弘さん監修のもとまとめています。
実際の生活動作や将来の身体変化を見据えた視点があるからこそ、「今だけでなく、これからも安心して暮らせる家」につながります。
「転ばない家」は、「暮らしやすい家」転倒対策は、特別な人のためだけのものではありません。
・ご高齢のご家族がいる方
・将来を見据えて住まいを整えたい方
・長く安心して暮らせる家を考えている方
すべての方にとって、「転倒しない家=やさしい家」です。
協同ホームコンサルタントでは、専門家の意見を取り入れながら、住まいの安全性を高めるご提案を行っています。
「今の家、大丈夫かな?」
そう思ったときが、見直しのタイミングかもしれません。
監修者紹介
株式会社ほほえみネットワーク竹城 代表取締役
土谷 雅弘(つちや まさひろ)さん
大阪府堺市を拠点に、地域密着型の介護サービスを展開する株式会社ほほえみネットワーク竹城の代表。
社会福祉士・介護福祉士などの専門資格を持ち、介護現場での豊富な経験をもとに、高齢者が安心して暮らせる環境づくりに取り組んでいます。







